2024.11.15

こども未来フォーラムが「世界こどもの日」に開催される意義と展望

MVW

こども未来フォーラムが「世界こどもの日」に開催される意義と展望

2024年11月20日、国連が定めた「世界こどもの日」の70周年を記念し、株式会社Meta Osakaが主催する「こども未来フォーラム」が大阪・なんばのeスタジアムで開催されます。このフォーラムは、次世代を担う子どもたちが夢を描き、希望に満ちた未来を実現できる社会づくりを目指して行われ、教育、地域活性化、メタバース技術といった多様なテーマに取り組む専門家たちによるトークセッションが予定されています。

日本におけるこどもの夢と課題

経済産業省の「未来人材ビジョン」によると、日本では18歳未満の子どものうち約60％が「将来の夢を持っている」と回答しているものの、他国と比較すると低い割合です。こうした背景により、日本の子どもたちがより強い「主体性」や「意見発信力」、「未知の挑戦力」を育むことが社会全体で求められています。フォーラムでは、これらの課題解決の視点から、子どもたちの未来を支える取り組みについて議論が行われる予定です。

イベントの内容と登壇者

フォーラムは、教育や地域振興、メタバースにおいて著名な4名の専門家によるトークセッションを中心に構成されています。登壇者には、以下のような実績を持つ方々が揃っています。

毛利英昭（Meta Osaka代表取締役）：「こども万博」に対する想いを語り、2025年大阪・関西万博に向けた展望を紹介。
手塚麻里（こども万博実行委員長）：こども万博の意義や夢を応援する重要性について解説。
木村麻子（Gift for Children実行委員長）：自身が進める取り組みやこども万博と連携した活動について共有。
松石和俊（Meta Heroes代表取締役）：大阪でのDX教育スペース「Hero Egg」を通じた次世代教育の視点を提供。

タイムスケジュール

フォーラムは、18:00からの開会挨拶で始まり、それぞれの登壇者による15分間のスピーチが続きます。その後、19:05から20:00まで、専門家によるパネルディスカッションが行われます。このトークセッションでは、登壇者がファシリテーターと共に子どもたちに夢を持たせるための具体的な方法や、地域に根ざした取り組みについて議論を深める予定です。

こども万博：未来の子どもたちのためのプロジェクト

フォーラムの関連イベントである「こども万博」は、2022年に手塚麻里氏が立ち上げたプロジェクトで、全国で多くの子どもが参加し、さまざまな地域で約3万人を動員しました。この活動は、地域に密着した取り組みから始まり、今後も全国規模で拡大を予定しています。2025年の大阪・関西万博では「こども万博」が正式なイベントとして開催される予定であり、さらに大きな舞台で日本全国の子どもたちが夢を描く機会が提供されます。

まとめ：こども未来フォーラムが目指す未来の教育と地域社会

こども未来フォーラムは、教育、メタバース技術、地域活性化など多角的な視点から、次世代を担う子どもたちの可能性を最大限に引き出すための施策を共有する場となっています。大阪を中心とした地域社会と連携し、こどもたちが夢を持ち、未来への挑戦意欲を高められる環境づくりをサポートすることを目的としています。今回のフォーラムが子どもたちの成長に大きく寄与する契機となることが期待されます。

参照元：11/20は“世界こどもの日”　子どもたちの未来を考える「こども未来フォーラム」開催