2024.06.19

Web3 AIアート生成NFTプラットフォーム『PINKY』

MVW

Web3 AIアート生成NFTプラットフォーム『PINKY』

PINKYのAstar Network dAppステーキング認定

PINKYの概要

Web3 AIアート生成NFTプラットフォーム「PINKY」は、KEROFI PTE. LTD.（本社：シンガポール）が提供するサービスで、ユーザーが生成したアート作品をNFTとしてブロックチェーンに記録することができます。2024年5月25日にAstar NetworkのdAppステーキングプログラムに認定されました。この認定により、Astar Networkの全ユーザーからのステーキングを受けられるようになり、ブロックチェーン上でのアート作品の安全な保管・取引が可能となります。

Astar NetworkとdAppステーキングの仕組み

Astar Networkは、マルチチェーン時代のスマートコントラクトハブとして機能するdAppsプラットフォームであり、日本初のパブリックブロックチェーンです。AstarのdAppステーキングとは、ブロックチェーン上のアプリ（dApp）に対してAstarトークンを一定期間ステーキングする仕組みです。この仕組みにより、ステーキングされたdAppは報酬を受け取り、その資金はアプリの運営や開発に活用されます。ステーキングしたユーザーも報酬を受け取ることができます。

PINKYの機能と特徴

PINKYは、数クリックでAIが生成したデータをNFT化し、OpenSeaなどで公開・取引することが可能です。以下がPINKYの主な特徴です。

AIモデルやプロンプト、制作者の情報をNFTに記録し、作品のオリジナリティを保証
新しい作品を作成する際に、どの作品を元にしたかをブロックチェーン上で追跡
AIモデルのNFT化により、元データの情報を改変できないように記録
誰でもWeb3を体験し理解するためのツールとして無料で提供

開発の背景と歴史

PINKYの開発は2年以上前に始まり、2023年6月に日本のIVS KYOTOでアルファ版をリリース、その後2024年1月にBeta 1.0をリリースし、2024年5月に正式サービスを開始しました。

現在の機能と将来の計画

現在、PINKYは静止画像の生成に対応していますが、将来的には以下の拡大を予定しています。

動画や音楽、その他AI生成データへの対応
AIモデル自体のNFT化とブロックチェーン上での保存・利用

PINKYは、特定のサービスに限定されず、広範なAIサービスをサポートするよう設計されています。

プロジェクトの目標

PINKYの目標は、AIを利用して創造性を容易にアート作品に変え、それをNFTとしてミントすることで、より多くの人々をWeb3の世界にオンボーディングすることです。これにより、データの所有権を迅速に体験でき、Web3の理解が促進されます。

Astar Networkの詳細

Astar Networkは、日本発の初のパブリックブロックチェーンであり、Ethereum互換のアプリケーションやWebAssembly対応のアプリケーションの開発、dApp stakingなどの機能を提供しています。Polychain、Binance、Coinbaseなどの世界トップの投資家に支援され、日本の大手企業とも提携しています。

PINKYの運営会社について

PINKYはシンガポールに拠点を置くKEROFI PTE. LTD.によって運営されています。同社は革新的なブロックチェーン技術とGAI技術を融合させたサービスを提供し、新しいデジタル体験を提供することを目指しています。

会社名：KEROFI PTE. LTD.
設立日：2021年11月26日
登録所在地：シンガポール
Co-founder：釼持広樹、坂野敦郎、木澤紀香

まとめ

PINKYは、AIアート生成とNFT技術を融合させた先進的なプラットフォームであり、Astar NetworkのdAppステーキングに認定されたことで、さらなる成長が期待されます。このプラットフォームを利用することで、誰でも簡単にAIアートを生成し、NFTとして取引できるようになります。これにより、Web3の世界に多くの人々を引き込み、ブロックチェーン技術の普及を促進する役割を果たしています。PINKYの将来的な拡大計画にも注目が集まっており、今後の発展が期待されます。