バカゲープロモーションを活用した新たなマーケティング手法
バカゲープロモーションを活用した新たなマーケティング手法
概要
株式会社Brave groupが運営するメタバースコンテンツレーベル「BEverse」は、法人向けに「バカゲープロモーション」というユニークなプロモーション手法を提供開始しました。このサービスは、全世界で5億人以上がプレイしている大人気オンラインゲーム『Fortnite』を活用し、企業向けにバカゲー(馬鹿馬鹿しいゲーム)を制作し、それをプロモーションツールとして利用するものです。このプランは毎月2社限定で提供され、特別価格の350万円で実施されます。
バカゲープロモーションの特徴
「バカゲープロモーション」とは、Fortniteのゲームエンジンを活用して、奇抜で斬新なゲームコンテンツを制作し、そのゲームを通じて企業のプロモーションを展開するという手法です。バカゲーは、通常のゲームと異なり、その馬鹿馬鹿しさやユニークさから大勢のプレイヤーに支持され、自然な形で口コミやSNSなどを通じて拡散される特徴を持っています。
クリエイティブなプロモーションの実現
このプロモーションの最大の利点は、低コストかつ短納期で高品質なゲームコンテンツを制作できる点です。Brave groupは、株式会社DELTA PLUSと提携し、ハイクオリティなゲーム空間の開発を提供します。DELTA PLUSは、eスポーツチーム「DELTA ESPORTS」から独立し、XR(拡張現実)やDX(デジタルトランスフォーメーション)、教育・人材育成事業を展開する企業で、豊富な開発経験と技術力を持っています。
この協業により、企業はFortniteを基盤としたプロモーションゲームを短期間で手軽に導入することが可能となります。特に、α世代やZ世代といった若年層をターゲットにする企業にとって、このプロモーション手法は非常に効果的です。
レベニューシェアモデル
「バカゲープロモーション」では、ゲームのプレイ数に応じたレベニューシェアモデルを採用しています。具体的には、10万プレイを超えた場合、プレイ数に応じた収益が発注企業に分配されます。このモデルにより、企業はプロモーションの成功に応じて、追加的な収益を得ることができ、双方にとってウィンウィンの関係が構築されます。
バカゲープロモーションのマーケティング効果
Fortniteを利用したプロモーションは、特にAARRRモデルにおいて優れた成果を上げています。このモデルは、ユーザー獲得(Acquisition)、初期体験(Activation)、リピート利用(Retention)、紹介(Referral)、収益化(Revenue)の5つの段階から構成されており、ユーザーのエンゲージメントを高め、リピート利用や収益化を促進することが可能です。
「バカゲープロモーション」は、これらのプロセスにおいて、特にAttention(注意)を引き、メタバース空間とゲームの特性を活かして顧客ロイヤリティを高めることに成功しています。ゲームを通じてユーザーは自然に企業のブランドやサービスに触れることができ、その結果として高いロイヤリティと消費意欲が育まれます。
パルス型消費行動の促進
さらに、このプロモーション手法は、パルス型消費行動を引き起こすことが期待されています。パルス型消費行動とは、Googleが2019年に提唱した消費行動の一種で、ユーザーがスマートフォンなどを操作しながら瞬間的に消費意欲を刺激され、その場で購買行動に至るというものです。
「バカゲープロモーション」は、Fortniteを活用したゲーム体験を通じて、このパルス型消費行動を引き起こし、ユーザーの直感的な消費意欲を刺激します。これにより、デジタル・バーチャルからリアルへの消費行動が促進され、企業にとっては大きなメリットとなります。
制作実績とFortniteについて
これまでの制作実績としては、Fortnite内で公開されたマップ「【呪園 Ju-en】the Cursed Park」が挙げられます。このマップは、2024年4月に公開され、プレイヤーから高い評価を得ました。
Fortniteは、2017年に米国のEpic Games社からリリースされ、現在では全世界で5億人以上のユーザーを持つ巨大なオンラインゲームです。そのクラウドベースの配信システムにより、PlayStation、Xbox、Switch、Android、PCなど、さまざまなプラットフォームで利用できるため、幅広い世代から支持されています。
まとめ
「バカゲープロモーション」は、Fortniteを活用したユニークで効果的なマーケティング手法として、特に若年層をターゲットにする企業にとって大きな可能性を秘めています。今後、Brave groupはさらに多くの企業やパートナーと協力し、メタバースプラットフォームを通じた新しいプロモーション手法を提供していく予定です。
参照元
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