男木島灯台サマポケ祭りにおけるNFTレベニューシェア型地域活性モデル
男木島灯台サマポケ祭りにおけるNFTを用いたレベニューシェア型地域活性モデルの実装
背景と目的
シンシズモ株式会社(以下「シンシズモ」)は、NTT西日本香川支店(以下「NTT西日本」)および特定非営利活動法人男木島観光協会(以下「男木島観光協会」)と連携し、「第三回男木島灯台サマポケ祭り」において、NFTを用いたレベニューシェア型地域活性モデルの実証実験を実施しました。この実験は、地域との継続的な関係人口を創出し、男木島の持続的発展を目指すものです。
NTT西日本の取り組み
NTT西日本は、西日本管内の30府県にて地域課題の解決を目指しており、香川支店では離島地域の存続に資する新たな事業の共創に取り組んでいます。今回の実装では、男木島の観光資源やゲームの世界観を活かし、NFTを活用したコンテンツを配布することで、男木島への来島動機を作り出し、将来的な担い手となる関係人口を創出します。
共同実装概要
サマポケとれじゃーはんと!
男木島内の複数の聖地や観光スポットに設置されているQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ることで、参加者はNFT(デジタルコンテンツ)を獲得できます。リアルな聖地巡礼体験と、希少価値のあるNFT獲得のテクノロジー体験を融合させ、新たな聖地巡礼体験を提供します。
- NFTの配布方法:
- LINEユーザー向けと未ユーザー向けに分けてNFTの受け取り方法が案内されています。
- 配布場所:
- 男木島内の複数の聖地や観光スポット(詳細は男木島観光協会HPにて確認)。
NFT販売の収益分配
NFT販売により獲得した収益は、男木島観光協会及び事業協力者へ分配され、地域課題解決に必要な原資として充当されます。これにより、サステナブルな事業モデルの確立を目指します。
各社の役割
NTT西日本
- NFT配布の導線作り
- 持続可能な地域の実現に向けたレベニューシェア型地域活性モデルのトータルコーディネート
男木島観光協会
- 実装環境の提供
- NFT用デジタルデータの作成
- NFT配布等男木島灯台サマポケ祭りのオペレーション
シンシズモ
- 企画伴走
- NFTの受け取りに必要なウォレット生成・配布・販売・所有確認
- NFT保有者向けの情報発信などの機能を一元的に実施するNFTプラットフォームの提供
- NFT活用における技術支援
実証内容の詳細
聖地・観光スポットにQRコードを設置
男木島内の複数の聖地や観光スポットにQRコードを設置し、参加者がこれを読み取ることでNFTを獲得できます。具体的な配布場所や名称は変更される場合があり、最新情報は男木島観光協会のHPで確認する必要があります。
NFTの受け取り方法
LINEユーザー向け
LINEを使用しているユーザーは、LINEアプリを通じてNFTを受け取ることができます。
LINE未ユーザー向け
LINEを使用していないユーザーも、別の方法でNFTを受け取ることができます。
配布されるNFTのイメージ
配布されるNFTの具体的なイメージはイベントごとに異なる場合があり、詳細はイベント時に確認する必要があります。
シンシズモ株式会社について
シンシズモ株式会社は、Web3をサポートするブロックチェーン企業であり、NFTを活用した新たな価値づくりにコミットしています。Web3に関する相談は同社のHPから問い合わせ可能です。
- 会社概要:
- 会社名:synschismo株式会社
- 代表者:赤川英之
- 設立:2022年3月14日
- 事業内容:ブロックチェーン事業、NFT事業
- 資本金:1501万円(資本準備金を含む)
- 所在地:東京都港区六本木4丁目2番45号高會堂ビル2階
- 会社公式リンク:
- 会社HP:https://synschismo.com
- Twitter:https://twitter.com/synschismo
- Facebook:https://www.facebook.com/synschismo/
まとめ
男木島灯台サマポケ祭りでは、NFTを活用したレベニューシェア型地域活性モデルを実証実験として実施しました。これにより、男木島への観光客誘致や持続的発展を目指し、地域課題解決のための新たな事業モデルを確立しました。
この取り組みは、NFTを通じた地域活性化の新たな可能性を示すものであり、他の地域にも応用可能なモデルとして注目されます。NFT販売による収益の分配を通じて、地域と継続的な関係を築き、観光客を増やすだけでなく、地域経済の活性化にも寄与することが期待されます。