企業向けNFT生成・管理プラットフォーム『NFT Garden』に新機能追加
企業向けNFT生成・管理プラットフォーム『NFT Garden』のAPIにウォレットアドレス生成機能が追加実装
NFT Gardenの新機能
Web3スタートアップのConnectiv株式会社(代表取締役:石井 裕希)は、企業向けNFT生成プラットフォーム『NFT Garden』のAPIに新たにウォレットアドレス生成機能を追加実装しました。この機能は、企業がユーザーに対してウォレットアドレスを簡単に生成し提供できるように設計されています。
背景と課題
これまで、企業がNFTを導入する際に課題となっていたのは、ユーザーにウォレットを準備してもらうことでした。一般的に使用されるMetaMaskなどのウォレットは、登録方法が複雑でインストールも必要であり、デジタルリテラシーの低いユーザーや初めてNFTを利用するユーザーにはハードルが高いものでした。また、企業がウォレット発行パッケージやサービスを導入するには高額な初期費用や月額費用がかかり、スモールスタートを希望する企業には適していませんでした。
新機能の特長
今回実装されたウォレットアドレス生成APIは、以下の特徴を持ちます。
- ノンカストディアル型ウォレット:ユーザーが自分で秘密鍵を管理するウォレットであり、企業が秘密鍵を保有する必要がありません。
- API形式でスモールスタート:企業のシステムに容易に組み込むことができ、インストール不要でウォレット生成が可能です。
この新機能により、企業はユーザーに対して迅速かつ安全にウォレットアドレスを提供することができ、NFTの生成や管理が一層簡単になります。
NFT Gardenの概要
『NFT Garden』は、Connectivが開発・運営する企業向けNFT生成・管理プラットフォームです。主な特徴は以下の通りです:
- 暗号通貨不要:ユーザーが暗号通貨を保有していなくても利用可能。
- 幅広いブロックチェーン対応:Polygon、Ethereum、Solanaなど、アジア最大級となる18種のブロックチェーンに対応。
- SBTの生成:所有権譲渡不可能なSoulbound Tokenの生成も可能。
- API提供:外部サービスから利用可能なAPIを実装し、新規Web3事業の立ち上げや既存サービスへのNFT対応が容易。
Soulbound Token(SBT)とは?
Soulbound Token(SBT)は、ブロックチェーン技術を活用した譲渡不可のデジタル資産です。特定の個人やエンティティに永続的に結び付けられるため、所有権を他者に移すことができません。この特性により、教育機関の卒業証書や資格証明書、金融機関の信用スコア、個人のID管理など、多岐にわたる用途に利用されます。SBTは、改ざんが難しく、高い信頼性を提供するため、デジタル社会における信用証明や本人確認手続きの効率化に貢献します。
Web3/NFT事業立ち上げ支援
Connectivは、『Web2フレンドリーなプロダクトでWeb3が当たり前の社会を創る』というミッションのもと、Web3事業の立ち上げ支援も行っています。特に、暗号通貨を保有できない企業やスモールスタートを希望する企業に対して、NFT Gardenを活用した事業提案を行っています。
Connectiv株式会社について
- 会社名:Connectiv株式会社
- 所在地:東京都千代田区霞が関1-4-1
- 代表者:代表取締役 石井 裕希
- 設立:2017年9月1日
- 事業内容:NFT Gardenの開発・運営、POWPサービスの開発・運営、Web3事業構築支援
- URL:Connectiv公式サイト
まとめ
『NFT Garden』のウォレットアドレス生成APIの実装により、企業はユーザーに対してより簡単にNFT関連サービスを提供できるようになります。この新機能は、ノンカストディアル型ウォレットを利用することでセキュリティを確保しながら、スモールスタートを可能にします。Connectivのミッションである『Web2フレンドリーなプロダクトでWeb3が当たり前の社会を創る』を実現するために、企業向けのWeb3事業支援を引き続き行っていきます。