JR九州、ブロックチェーンを活用したNFTプロジェクト「web3 Jam」に参画決定
JR九州、ブロックチェーンを活用したNFTプロジェクト「web3 Jam」に参画決定
「web3 Jam」とは?
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は、NFT・ブロックチェーンの可能性を探求する共創プロジェクト「web3 Jam」に参画することを発表しました。このプロジェクトは、ブロックチェーン技術を活用し、企業間のデータの相互運用性を高め、経済合理性を保ちながら社会的価値を創出することを目的としています。
プロジェクトの背景
現代社会において、企業は利益創出だけでなく、社会的責任を果たすことも期待されています。しかし、個々の企業だけではこれを実現するのは難しく、企業間の連携が求められています。ブロックチェーン技術を活用することで、企業間のデータの相互運用性を高め、より円滑な共創が可能となります。
目的と取り組み内容
このプロジェクトの主な目的は、ブロックチェーンを活用した新しい企業連携手法の検討と実施です。具体的には、以下の社会テーマに取り組む予定です:
- 地域のポテンシャルを掘り起こす
隠れた逸品をお土産として発信したり、発信が苦手な町の名店をまとめてアピールすることで、地域の価値を掘り起こし、多くの場所を活性化させます。
- 健康を「遊びながら」手に入れる
健康を追求しつつも楽しめる仕組みを構築し、「夢中でゲームをしていたら健康になっていた」といった体験を目指します。
- 本当に大切なモノや人とつながる
情報過多の現代において、自分が本当に求めていた体験やモノ、人とつながることを支援します。
具体的な活動とスケジュール
プロジェクトの活動内容とスケジュールは以下の通りです:
- 2024年5月~:取り組みテーマとその実施内容の検討
- 2024年度内:サービス提供開始
参加企業
「web3 Jam」には、以下の企業が賛同しています:
- 味の素株式会社
- アサヒ飲料株式会社
- 株式会社ビービーエフ
- J.フロントリテイリング株式会社
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 九州旅客鉄道株式会社
- 三菱地所株式会社
- 株式会社NTTドコモ
- 株式会社サンリオ
- 株式会社SHIBUYA109エンタテインメント
- 株式会社東京ドーム
- 東急株式会社
- ウエルシア薬局株式会社
- ヤマハ発動機株式会社
プロジェクト運営とサポート
プロジェクトの運営とサポートは、株式会社NTT Digitalと株式会社博報堂キースリーが担当します。NTT Digitalは、プロジェクトの構想や企業連携のサポート、実行に必要なweb3技術を活用したツールの提供を行います。
今後の展望
JR九州は、NFT・ブロックチェーンの活用拡大と浸透を目指し、新しい価値・体験の提案や社会課題解決に向けた検討を続けていきます。ブロックチェーン技術を活用した企業連携の新しい方法を模索し、社会的価値の創出を目指します。
まとめ
「web3 Jam」は、ブロックチェーン技術を活用して企業間の連携を強化し、社会的価値を創出することを目的としたプロジェクトです。JR九州を含む多数の企業が参加し、地域のポテンシャルを引き出し、健康を楽しみながら追求し、大切なものや人とつながる新しい体験を提供することを目指しています。今後の展開に期待が寄せられています。