2024.05.31

Intella X、Web3ゲーム開発スタジオ「スーパーヴィランラボ」に持分投資

MVW

Intella X、Web3ゲーム開発スタジオ「スーパーヴィランラボ」に持分投資

はじめに

NEOWIZ傘下のブロックチェーン事業を運営するIntella Xは、Web3ゲーム開発スタジオ「スーパーヴィランラボ（Supervillain Labs）」に対して持分投資を実行しました。この投資は、Web3ゲームの発展と普及を目指す戦略的な動きとして注目されています。

投資の詳細

Intella Xとアプトスラボがリードする今回の投資には、スパルタンキャピタル、Kaypi-Cretインタラクティブコンテンツファンド、プレスト、プラネタリウムラボなど、計6つのグローバルブロックチェーン企業や投資会社が共同で参加しました。Intella Xは、スーパーヴィランラボの成長性を高く評価し、優れたブロックチェーンゲームの発掘と支援を目的に約150万ドルの投資を実行しました。これにより、スーパーヴィランラボはシードラウンドで合計450万ドルの資金を確保しました。

スーパーヴィランラボの特徴と戦略

スーパーヴィランラボは、ゲームとWeb3市場に対する深い理解と、ブロックチェーンゲーム開発の技術的ノウハウを持つスタジオです。同スタジオは、アプトスブロックチェーンを活用し、開発会社とゲームコミュニティ間の信頼を重視し、オンチェーン技術を駆使してファンやコアゲーマー、インフルエンサーへの参加者補償を透明に管理しています。

2024年上半期には、独自開発中のWeb3ゲーム『スーパーヴィラン: Idle RPG』の発売を控えており、このゲームがWeb3ゲーム市場に新たな風を吹き込むことが期待されています。

今後の展望

スーパーヴィランラボとIntella Xは、共同でNFTコレクション「ERCC: Early Retired Cats Club」IPを活用したWeb3プロジェクトの運営計画を進めています。これにより、スーパーヴィランラボが開発するWeb3ゲームとIntella X生態系の積極的な協業を推進し、新しいゲーミングエコシステムの構築を目指します。

Intella Xのコ・ソンジン代表は、「スーパーヴィランラボがブロックチェーン生態系に新たな刺激を与えることを期待し、今回の投資に参加しました。両社間の協業を通じて、Web3ゲーム市場のリーダーとしての地位を確立したい」とコメントしています。

スーパーヴィランラボのイ・ソンジュン共同代表は、「スーパーヴィランラボはゲームの本質である“面白さ”に集中したWeb3ゲーム開発を指向しています。今回の投資を踏み台に、Web3市場に新しい体験を提供できるよう努力してまいります」と述べています。

まとめ

Intella Xによるスーパーヴィランラボへの投資は、Web3ゲーム市場における新たな展開を予感させる重要な動きです。この投資により、スーパーヴィランラボはさらなる成長を遂げ、Web3ゲームの普及と発展に寄与することが期待されています。両社の協業によって、新しいゲーミングエコシステムが構築され、多くのユーザーに新しいゲーム体験が提供されることでしょう。