Aww、対話型AIバーチャルヒューマンのサービスローンチ予定
Aww、対話型AIバーチャルヒューマンのサービスローンチ予定
Awwの資金調達と背景
株式会社Aww(本社:東京都渋谷区、代表:守屋貴行)は、サンフランシスコのVCであるKindred Venturesをリードとし、Dawn Capital、Kanosei Ventures、およびCoral Capitalから約9.6億円の資金調達を完了しました。この資金は、バーチャルヒューマンにAIを搭載した対話型バーチャルヒューマンの実現に向けたものであり、2024年夏以降にサービスをローンチする予定です。
対話型AIバーチャルヒューマンの詳細
目標と技術
Awwは、AI技術を用いてバーチャルヒューマンの可能性を拡大し、エンターテインメント、音楽、ライブストリーム業界でグローバルなバーチャルスターを創出することを目指しています。AIバーチャルヒューマンは、自然な会話を可能にする音声およびビデオモデルを利用し、自然な表情、動き、声を生成することができます。
NVIDIAとの協業
2024年6月、Awwは米国NVIDIAとの協業を発表しました。これにより、AIバーチャルヒューマンの活性化を実現し、NVIDIAの最先端技術を活用したAIサービス「imma AI」を提供する予定です。このサービスは、NVIDIAのAudio2faceアニメーションとリップシンク技術を統合し、リアルタイムコミュニケーションをより自然に行うことができます。
Awwのビジョン
Awwのビジョンは、最新のテクノロジーとコンテンツ制作を組み合わせたバーチャルヒューマンのストーリーテリングを通じて、バーチャルヒューマンIPを中心としたコミュニティ「Aww-verse」を創造することです。このプラットフォームでは、ファンがバーチャルスターと交流し、相互に繋がることができます。
これまでの実績と展望
immaの成功
Awwの主要なバーチャルヒューマン「imma」は、ソーシャルメディアで150万人以上のフォロワーを持ち、60か国以上で8,000件以上のメディアに特集されています。immaの成功を基に、Awwは他のバーチャルヒューマン「Ayayi」や「Katie」を実現しました。
CGI技術の革新
Awwの研究開発チームは、CGIキャラクターの作成時間を約70%削減する技術を開発しており、これまでのほとんどのCGI企業が完全に手動で時間がかかる中で、革命的な成果を上げています。
Awwの未来
グローバル展開
Awwは、バーチャルヒューマンスターを開発し、国際的なファン、コミュニティ、バーチャル経済圏を創造することを目指しています。これにより、バーチャルヒューマンとAIで人間の可能性を解き放ち、新しい時代のストーリーテラーを創造します。
シリーズA資金調達
Awwは、AI×バーチャルヒューマン事業を加速させるため、2025年にシリーズAの資金調達に向けての準備を進めています。
まとめ
Awwは、対話型AIバーチャルヒューマンのサービスを通じて、エンターテインメントやカスタマーサービスなど様々なビジネスシーンでの活用を目指しています。NVIDIAとの協業により、リアルで自然なバーチャルヒューマンの実現が進んでおり、今後も新たな技術開発とグローバル展開に期待が寄せられています。Awwの取り組みは、バーチャルヒューマンとAI技術の融合によって、新しいエンターテインメントの形を創造し続けるでしょう。