メタバース美術館「COCO WARP」の新企画展とオペラ上演

新企画展とオペラの開始

株式会社オープンハウスグループのグループ会社である株式会社モンドリアンは、Fortnite上に制作したメタバース美術館「COCO WARP」の新企画展を開始しました。この新企画展では、オペラ「リヒャルト・ワーグナー作曲 オペラ《神々の黄昏》より『ブリュンヒルデの自己犠牲』」を上演します。

Fortniteとメタバース美術館

Fortniteは、クラフト要素のあるサードパーソン・シューティングゲームとして知られていますが、近年は文化的な体験を提供するプラットフォームとしても進化しています。「COCO WARP」は、もともと株式会社GARDEが企画、デザイン、制作したメタバースプラットフォームであり、モンドリアンがFortnite向けに活用・リバイブしたものです。

「COCO WARP」の特徴

「COCO WARP」は、美術館の鑑賞体験を追求したマップであり、戦闘要素やゲーム要素はなく、アートを楽しむことに特化しています。今回のオペラ上演もその一環として、ゲーム内でリアルなオペラ体験を提供します。

オペラ上演の詳細

• タイトル: “COCO WARP” ART MUSEAM
• 公開日: 2024年8月1日
• プラットフォーム: Fortnite
• マップコード: 9777-9173-2967
• 価格: プレイ無料

このオペラはプロのオペラ歌手とピアニストのステージ競演を収録しており、臨場感あふれる体験を提供します。

武井涼子さんのメッセージ

オペラ歌手の武井涼子さんは、このメタバースオペラの制作について「心からわくわくしました」と述べています。オペラは通常、2次元に固定されるため再現が難しいシーンも多いですが、メタバースならではの3次元空間での再現が可能です。今回の上演は、15時間に及ぶオペラ「神々の黄昏」の最終シーン「ブリュンヒルデの自己犠牲」を抜粋しており、舞台で再現することが難しい重要なシーンをリアルに表現しています。

メタバース美術館の未来

Fortniteは現在、エンターテインメントプラットフォームへと進化しつつあり、将来的には総合メタバースプラットフォームへの進化が期待されています。モンドリアンは、メタバースゲームの既存の枠にとらわれない新しい挑戦を続け、企業・自治体の課題を解決し、ユーザーが楽しめる企画を提供していくことを目指しています。

第二回企画展「co(u)ntinuum」

同時開催される第二回企画展「co(u)ntinuum」は、ゲストキュレーターに宇髙健太郎さんを迎え、「数に依拠し、計算によって成立するデジタルアート」をテーマにしています。この展覧会もFortnite上の「COCO WARP」で行われ、美術館の体験をより豊かにする内容となっています。

まとめ

「COCO WARP」は、メタバース美術館として、未来の文化体験を提供することを目指しています。オペラの上演やデジタルアートの展示を通じて、ゲーム内での文化体験を新たな次元に引き上げています。今後も、モンドリアンは新しい挑戦を続け、メタバースの可能性を広げるために取り組んでいく予定です。

参照元

• メタバース美術館「COCO WARP」の新企画展 始動 オペラをFortnite内で鑑賞！

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