2024.08.16

BEverseとCre8tFunがFortniteパブリッシング事業で協業

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BEverseとCre8tFunがFortniteパブリッシング事業で協業

BEverseとCre8tFunの戦略的提携

2024年8月16日、株式会社Cre8tFunと株式会社Brave groupのメタバースコンテンツレーベル「BEverse」は、Fortniteパブリッシング事業を開始するために協業することを発表しました。この提携は、Fortniteのメタバースプラットフォームを活用し、グローバルなコンテンツ制作およびクリエイター支援を行うという、新たなビジネスモデルを構築するものです。

Fortniteメタバースの概要

Fortniteは、Epic Gamesが運営する基本プレイ無料のメタバースプラットフォームであり、ユーザー数は全世界で5億人以上に達しています。Fortniteには、他のプレイヤーと最後まで生き残るために戦う「バトルロワイヤルモード」と、ユーザーが独自のゲームを開発してリリースできる「クリエイティブモード」の二つの主要なモードがあります。

このプラットフォームは、単なるゲームを超えたメタバース空間として機能し、例えば2020年にラッパーのトラヴィス・スコットがFortnite内で開催したライブイベントでは、1200万人以上の観客を集め、約2000万ドルの売り上げを記録しました。また、ナイキやDoritosなどの企業がFortnite内でオリジナルの世界を公開し、広告利用することも一般的になっています。

協業による新たなクリエイター支援モデル

Cre8tFunとBEverseの協業は、Fortniteプラットフォーム上でのコンテンツ制作を支援するための新たなクリエイター支援モデルを提供します。この事業は、制作開発費や技術提供、マーケティング支援を通じて、個人クリエイターがグローバルなコンテンツを創り出すことを目指しています。

Cre8tFunは、Fortniteに特化したゲーム開発スタジオとして豊富な企画・開発ノウハウを持ち、これまでに多くの成功を収めています。これに対して、BEverseは、国内外のIPや多角的な事業アセットを活用して、クリエイターが制作するコンテンツをグローバルに発信するための強力なマーケティングリソースを提供します。

クリエイターへの支援内容

この協業による支援内容は多岐にわたります。

資金支援: 開発に必要な資金を一部補助し、クリエイターが制作に集中できる環境を整備します。資金補助は前払いと後払いの2回に分かれており、制作開始時からのサポートが充実しています。
技術と制作支援: 最新のモーションキャプチャースタジオやXR・3DCGアニメーションの制作ノウハウなど、技術的な支援を提供します。また、Cre8tFunの実績を活かした制作サポートが行われ、クオリティの高いコンテンツの開発が可能となります。
マーケティング支援: Brave groupのグローバルユーザーにリーチするためのマーケティングリソースが提供され、コンテンツがより多くのユーザーに届くようサポートします。
収益分配: 開発されたコンテンツの収益はクリエイターと分配され、クリエイターが継続的に利益を得られる仕組みが整っています。

Cre8tFunとBrave groupの今後の展望

Cre8tFunは、「創る×楽しさで世界を拡張する」というミッションのもと、Fortniteを中心にメタバースコンテンツを手掛けるスタジオとして活動しています。これまでに、累計プレイ数740万回、ユニークプレイヤー数500万人を超える実績を持ち、特に「BABY RUN!!」というタイトルが人気を博しています。

一方、Brave groupは、次世代Virtual esports Project「ぶいすぽっ！」やバーチャルミュージックレーベル「RIOT MUSIC」などを擁するIP事業を展開しており、国内外で多角的なビジネスを展開しています。今回の協業は、両社の強みを生かし、Fortniteプラットフォームを中心とした新たなコンテンツ創出とグローバル市場での成功を目指すものです。

まとめ

今回の協業は、BEverseとCre8tFunが連携し、Fortniteのメタバースプラットフォームを活用した新たなコンテンツ制作とクリエイター支援を目的とした重要な取り組みです。この提携により、クリエイターは世界に向けた高品質なコンテンツを制作するための強力なサポートを受けられます。Fortniteがメタバースプラットフォームとして進化する中で、この協業は、クリエイターがグローバル市場で成功を収めるための新たな道を切り開くことでしょう。今後、Cre8tFunとBEverseがどのようなコンテンツを生み出し、それが世界中のユーザーにどのように受け入れられるのか、非常に楽しみです。