AIキャラクターが企業向けソリューションに新たな展開
AIキャラクターが企業向けソリューションに新たな展開
Studio51株式会社と株式会社4APは、2024年11月20日から幕張メッセで開催される「AI・人工知能EXPO」に共同出展し、企業向けに新たなAIキャラクターソリューションを披露します。両社は、AIキャラクターのカスタマイズや音声対話システムの最適化を通じ、ビジネスに活用できる次世代のAIソリューションを提供しています。出展内容には、3Dアバターや音声対話が組み込まれた「AIコンシェルジュロボット」も含まれ、AIキャラクターを活用したインタラクティブな体験が来場者に提供されます。
Studio51と4APの協業による法人向けAIキャラクター
Studio51のAIコミュニケーションプラットフォーム
Studio51は独自のAIキャラクター作成ツールを提供しており、外見や性格のカスタマイズを通じて企業ニーズに最適化されたキャラクターを構築します。このプラットフォームは、ユーザーが複雑な設定を必要とせず、簡単に3Dアバターの表情や感情を変更できるため、手軽にAIキャラクターをビジネス用途に活用できます。
4APの音声対話モジュール
株式会社4APは、NVIDIA社のJetsonを用いた完全ローカル動作の音声対話モジュールを提供しています。この技術により、クラウド接続なしで自然な音声対話が可能になり、AIキャラクターをロボットや移動端末に組み込む際に安定した応答が期待されます。こうしたローカル対話システムは、通信制限がある環境でもスムーズな会話を実現するのが特長です。
アウトソーシングテクノロジーとの連携:高付加価値なAI体験
Studio51とアウトソーシングテクノロジー(OSTech)は、AI技術に関するパートナー契約を締結し、デジタルサイネージロボット「AdRobot」を用いたAIコンシェルジュロボットの開発に成功しました。OSTechのインテグレーション事業「PROTRUDE(プロトリュード)」と協業することで、次世代のAIキャラクターを活用したコンシェルジュロボットが実現され、リアルな対話体験を通じて、企業の顧客対応力を向上させることが可能になっています。
このコンシェルジュロボットには、Studio51が制作したオリジナルのAIキャラクター「逢染ほむら」が搭載され、会話システムが組み込まれています。来場者は会話を通じて、等身大のAIキャラクターとのインタラクティブな体験を楽しむことができ、ロボットとの自然な対話の進化を感じられるでしょう。
まとめ:AIキャラクターの商業利用が広がる未来
今回の展示で紹介されるStudio51と4APの技術は、AIキャラクターの実用化に向けた大きな一歩となり、様々なビジネスシーンでの活用が期待されます。AIキャラクターは、単なるデジタルアシスタントを超え、企業のカスタマーサービスやプロモーションなどで重要な役割を果たすことでしょう。AIキャラクター技術が企業と顧客の接点を深め、より豊かなコミュニケーションを提供する未来が見えてきました。
参照元:Studio51と4APが「AI・人工知能EXPO」に共同出展。AIキャラクターを基軸とした新規開発や株式会社アウトソーシングテクノロジーとのパートナーシップにより実現したAIソリューションを展示!