ガイアックス、DAO運用プラットフォーム「DAOX」の販売を強化
ガイアックス、DAO運用プラットフォーム「DAOX」の販売を強化
マネックスクリプトバンクとパートナーシップ締結
株式会社ガイアックス(Gaiax)は、マネックスグループの子会社マネックスクリプトバンクと提携し、自律分散型組織(DAO)の組成・運用を支援するオールインワンプラットフォーム「DAOX」の販売体制を強化しました。この提携により、両社はDAOの導入・運用における技術支援や販売促進を図ります。
ガイアックスは、スタートアップ企業の育成やWeb3分野に注力しており、特にDAO支援に力を入れています。マネックスクリプトバンクは暗号資産やブロックチェーン分野の専門性を有し、DAOXの販売促進において重要な役割を担います。
DAOXの特徴と機能
「DAOX」は、DAOの組成から運用までをワンストップで支援するツールであり、以下の特長を備えています。
- クレジットカード対応のNFT販売とウォレット自動生成
DAOXでは、NFTを利用した会員証の発行や報酬システムを通じて、DAOメンバーとの関係を構築します。さらに、NFT購入者のためのウォレットが自動生成され、複雑な手続きなしにDAOへ参加可能です。 - リワードトークン付与機能
DAO内での貢献度に応じて報酬を与えることができ、メンバーの活動を促進する仕組みが整っています。 - 活性度の数値化ダッシュボード
DAOXは、組織の活性度やメンバーの貢献度を視覚化し、運営の透明性を高めます。DAO参加者は、メンバーの活動状況や投票結果を把握しやすくなり、効率的な運営が可能です。
DAOXは、IPFSに投票結果を保存することでデータの透明性を確保し、NFTホルダー限定のチャットなど特定のメンバー向けの機能を備えています。
マネックスグループの役割と今後の展望
マネックスクリプトバンクは、暗号資産・Web3・ブロックチェーン分野の研究とサービス開発を行う企業であり、DAOXの市場展開において重要なパートナーとなります。マネックスグループのブロックチェーンEXPO【秋】にて開催されるトークセッションでは、DAOの未来について議論が行われ、Web3分野の最新動向やDAOXの将来性が紹介される予定です。
DAOXの導入支援とトータルサポート
DAOXは、DAOの構築と管理に関わる複数の機能を一体化して提供することで、企業やコミュニティが容易にDAOを立ち上げ、運営することを可能にしています。ガイアックスは、DAOX導入支援サービスを通じてDAOの初期構築から運用まで、プロジェクトマネジメントや報酬設計といった具体的なサポートを行っています。
ガイアックスが提供するDAOX支援には、プロジェクト立ち上げ前のインセンティブ設計やスケジュール管理なども含まれ、DAO型コミュニティを成功に導くための包括的なサポートが充実しています。
まとめ
ガイアックスとマネックスクリプトバンクのパートナーシップにより、DAOXは日本市場での導入・普及が一層進むことが期待されています。DAOXは、暗号資産やNFTの取引を簡素化し、DAO運営の円滑化に寄与するツールとして、企業や自治体、地域コミュニティにとって大きな価値を提供します。DAOXの機能によって、Web3時代の組織運営がより手軽かつ効率的に行えるようになることから、DAOXは次世代の分散型組織の標準プラットフォームとして広がりつつあります。
参照元
ガイアックス、マネックスと提携し、DAO組成・運用オールインワンツール「DAOX」の販売を強化