2024.07.04

東京アナウンス学院が展開する新時代の授業

MVW

東京アナウンス学院が展開する新時代の授業

配信クリエイター科の特徴と最新授業

配信・VR・SNS業界に長けた企業との連携

専門学校東京アナウンス学院の配信クリエイター科は、タレント・クリエイター活動をセルフプロデュースするための知識と能力を身につけることを目的としています。この科では、配信・VR・SNS業界の最前線に触れるために、専門企業を招いて最新機材を使用した授業が展開されています。

大丸松坂屋百貨店とのコラボレーション

大人気TikTokアカウント「おかたべOKATABE」を運営する大丸松坂屋百貨店の協力により、「企業案件の種類や仕組み」、「企業受けするインフルエンサーの特徴」、「SNSアカウント運用のポイント」などをテーマにした授業が行われました。学生たちは、企業とクリエイターの関係性や、VTuberの需要、AIタレントの登場について学びました。

HIKKYによるメタバース体験

世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」を運営する株式会社HIKKYの協力で、学生たちはヘッドマウントディスプレイを装着してバーチャル空間を探検しました。この実習では、バーチャルマーケットに出展している様々な企業のブースを訪れ、バーチャル空間内での体験を通じて、メタバース業界の現状や市場規模の拡大について学びました。

サムシングファンとのセルフプロデュース学習

1,300名のライバーが所属する株式会社サムシングファンの協力で、人気ライバーのきょうへいさんを迎えた授業が実施されました。きょうへいさんは、LINEチャットを通じて学生の質問や相談に答え、自身の活動や人気を得るためのセルフプロデュース方法について話しました。

東京アナウンス学院の概要

学校の歴史と設立

東京アナウンス学院は1971年に設立され、1979年に学校法人東放学園として認可されました。1984年に専門学校東京アナウンス学院が開校し、以来、声優、俳優、配信者、タレント、シンガー、ナレーター、ダンサーなどエンターテインメント業界で活躍するキャストを育成しています。

学校法人東放学園の概要

学校法人東放学園は東京都杉並区に本部を構え、理事長は斉藤晃氏が務めています。専門学校東京アナウンス学院の所在地は東京都中野区弥生町で、校長は船場吉行氏です。設置学科には、配信クリエイター科、声優科、演技科、アナウンス科、ダンスパフォーマンス科があります。

まとめとコメント

東京アナウンス学院の配信クリエイター科は、最新技術や業界の最前線に触れる機会を提供し、学生たちがセルフプロデュースのスキルを身につけるための優れた教育プログラムを展開しています。大丸松坂屋百貨店やHIKKY、サムシングファンとのコラボレーションにより、学生たちは実際の企業案件やメタバース、ライバー活動の現場を体験し、実践的な知識を得ることができます。このような取り組みは、エンターテインメント業界でのキャリアを目指す学生にとって非常に貴重なものとなっています。特に、デジタルネイティブ世代に向けた新しい教育方法として、メタバースやSNSを活用した授業は、今後の教育のスタンダードとなる可能性があります。