新潟コンピュータ専門学校が企業連携でグッズ制作を実施
新潟コンピュータ専門学校が企業連携でグッズ制作を実施
新潟コンピュータ専門学校は、新潟市マンガ・アニメ情報館との連携を通じ、オリジナルグッズの企画・制作を実施しました。この取り組みは「クールジャパンEXPO in NIIGATA 2024」で発表され、新潟市が掲げる「マンガ・アニメのまち」のビジョンと、同校の「産学官連携で次世代のクリエイター育成」という教育方針が一致したことで実現されました。
企画の背景と目的
新潟コンピュータ専門学校は、新潟県で最大規模を誇るIT専門学校として、産学官連携により最先端の教育を提供しています。今回のプロジェクトは、地域の文化振興と学生の実践的なスキル向上を目指し、新潟市マンガ・アニメ情報館との協力で進められました。この連携は、地域のクリエイター育成を通じて地元の文化を発信し、若手クリエイターの育成を目的としています。
学生によるグッズ制作のプロセス
グッズ制作は、キャラクターデザインとデザインの両面で学生が主導しました。キャラクターデザイン科の学生がキャラクターのイラストを担当し、動画・CG・Webクリエーター科の学生がデザインを手掛けました。初めての企業連携プロジェクトに取り組む学生も多く、実践的なプロセスを通じて何度も試作を重ね、完成に至りました。
制作されたグッズは、10月26日~27日に朱鷺メッセで開催された「クールジャパンEXPO in NIIGATA 2024」で展示・販売されました。学生自身が販売も担当し、一般消費者と直接対話することでリアルなフィードバックを得る貴重な体験をしました。
「クールジャパンEXPO in NIIGATA 2024」とは
「クールジャパンEXPO in NIIGATA 2024」は、文化・食・伝統工芸・エンターテインメントなど多様な「クールジャパン」コンテンツを発信するイベントです。新潟県が持つ多彩な文化資源と産業の魅力を発信し、全国や世界から注目を集めることを目的としています。このイベントで、学生たちが手掛けたグッズは新潟の若手クリエイターの作品として来場者に披露されました。
学生が得た経験と今後の展望
今回のプロジェクトを通じて、学生たちは商品の企画力、制作力、コミュニケーション力を磨き、実践的な学びを得ました。商品の企画から販売まで一貫して関与することで、クリエイターとしてのスキルが総合的に高まっただけでなく、地域の消費者と直接交流することでリアルなニーズや意見を聞く機会を得ました。
こうした産学連携の取り組みは、今後のキャリアにおいても貴重な体験として活かされ、学生が地域社会で活躍するための基礎となるでしょう。
新潟コンピュータ専門学校の教育理念と取り組み
新潟コンピュータ専門学校は、AI、IT、サイバーセキュリティ、ゲーム、eスポーツ、イラスト、3DCG、メタバース、デザイン、アニメ、映像など、幅広い分野にわたる最新の技術を提供しています。特に産学連携に注力し、生成AIの教育カリキュラム導入や「rinna株式会社」「株式会社dott」との提携により、AI技術に対応できる人材育成にも力を入れています。
NSGグループと地域社会への貢献
NSGグループは、新潟を拠点に教育、医療、福祉、介護、スポーツ、建設、不動産など多岐にわたる事業を展開しており、「地域を豊かで幸せなまちにする」ことを目指しています。新潟コンピュータ専門学校も、IT教育の提供を通じて、地域の活性化と次世代のクリエイター育成に貢献しています。
まとめ:新潟コンピュータ専門学校の産学連携の意義
新潟コンピュータ専門学校と新潟市マンガ・アニメ情報館との連携は、学生にとって実践的な学びの場を提供するとともに、地域の文化振興に貢献する重要な取り組みです。学生が企画・制作・販売に携わることで、制作スキルだけでなく、プロジェクトを一貫して運営する力も身につけました。この経験は今後のクリエイターとしての成長に大きな影響を与え、地域におけるIT・デザイン分野の次世代人材としての活躍が期待されます。
産学連携の取り組みを通じて、新潟コンピュータ専門学校は地域に根ざした教育機関としての価値をさらに高めており、これからも新潟の文化と経済を支える次世代のクリエイターを輩出するでしょう。
参照元:新潟コンピュータ専門学校】新潟市マンガ・アニメ情報館とグッズを制作!企業連携でクリエーター育成と文化振興を目指す