2025.04.30

防災万博2025：テクノロジーで創るレジリエンス社会

MVW

防災万博2025：テクノロジーで創るレジリエンス社会

防災の未来を切り拓く総合イベント

2025年5月28日（水）、大阪・関西万博EXPOホールにて、最先端のテクノロジーと社会課題解決の融合をテーマに「防災万博2025」が開催されます。本イベントは、メタバース（XR）やAI、DXなどの革新技術を駆使し、防災・減災分野で活躍する団体や個人＝レジリエンスヒーローが集う場となります。主催は、社会課題に取り組むホールディングス企業「株式会社Meta Heroes」です。

幅広いプログラムで防災を多角的に捉える

専門家による講演（11:30〜13:00）

香川大学や名古屋工業大学などの研究者、心理カウンセラー、社会安全専門家などが登壇し、防災の在り方や心のケア、地域のレジリエンスについて多角的に議論します。

こども防災万博 Presented By Hero Egg（13:00〜15:30）

小学生から大学生までの若者たちが、テクノロジーを活用した防災アイデアを発表。子どもたちが“自分ごと”として防災を捉えることの重要性が浮き彫りになります。Hero Eggが全面サポート。

地方自治体・企業の防災取り組み発表（15:30〜17:00）

神戸市や宇部市、民間企業による先進的な防災・教育施策や、聴覚障がい者向け仮想空間、防災メタバースツールなど、リアルとデジタルが融合したアプローチが紹介されます。

防災メタバースとAI活用（17:00〜18:30）

Meta Heroesが開発する仮想空間上の防災訓練や、地震シミュレーションゲーム、映画『少年と犬』と連動した防災学習マップなどが発表され、「楽しく学べる防災」が具現化されます。

Meta Earth Heroes設立記念発表（18:30〜20:00）

メタバースやAIを通じて、ウェルビーイングやSDGsに貢献する新団体「Meta Earth Heroes」のビジョンと今後の活動内容が発表されます。

防災を“自分ごと”にする時代へ

防災万博2025は、最新技術を活用するだけでなく、子どもたちの教育や自治体の実践、共生社会の構築といった多面的なテーマに取り組んでいます。あらゆる世代と立場の人が「防災」を“自分ごと”として捉え、参加し、学べる機会を提供するイベントです。

まとめとコメント

防災万博2025は、従来の“知識として教えられる防災”から体験し、“共に学び合う防災”へと進化したイベントとして非常に意義深いものです。特に、子どもたちの参加や自治体との連携、テクノロジーを活用した実践的なソリューションの紹介は、防災を個々人が主体的に取り組むべきテーマとして再認識させる内容となっています。

AIやメタバースを取り入れることで、防災学習はよりリアルかつ魅力的なものになり、社会の多様な層へのアプローチが可能になります。また、「レジリエンスヒーロー」という概念が象徴するように、すべての人が社会のしなやかさを支える存在であるというメッセージも力強く響きます。

今後の日本において、自然災害に備えることは避けて通れない課題ですが、防災万博2025のような取り組みが広がることで、防災が“自分のため、家族のため、社会のため”に欠かせない営みであることが、より深く認識されていくでしょう。

参照元：【防災万博開催まであと1か月】みんなで考える防災の未来 | 株式会社Meta Heroesのプレスリリース