スケータージョンパークにメタバースシステムを提供
スケータージョンパークにメタバースシステムを提供
スケータージョンパークとメタバースの融合
スケータージョンパークは、2020年に日本で誕生した人気キャラクター「Skater JOHN」を中心に展開されており、スケートボード、サーフィン、ヒップホップなどのカルチャーにインスパイアされた犬のキャラクターをフィーチャーしています。このキャラクターはSNSでのフィギュア人気をきっかけに、国内外で広まり、特にフランス、イギリス、台湾、香港、中国などでその影響力を拡大しています。
株式会社Urthとマインドワークス・エンタテインメントは、このスケータージョンを中心としたメタバースシステムを開発し、2024年10月13日からドバイで開催される世界最大級のテクノロジー展示会「GITEX」で展示・体験会を実施しています。Skater JOHN Parkは、ファンがメタバース空間内でキャラクター「John」として体験できる新しい交流の場として構築されており、ファン同士の交流やメタバース内でのショッピングなどの機能が提供されています。
メタバースの活用と体験の詳細
Skater JOHN Parkは、メタバースという仮想空間を活用し、従来のSNSや対面での交流に加えて、よりインタラクティブで没入感のあるファン体験を提供しています。このメタバース空間は、株式会社Urthが提供するメタバースサービス「metatell」により設計され、訪問者はスケートボードパークを散策したり、オリジナルショップでの買い物、写真撮影などを楽しむことができます。
このメタバース空間では、ユーザーは自分自身のアバターを作成し、スケータージョンと同じようなキャラクターとして仮想空間を探索することができ、オリジナルアバターでの写真撮影や他のファンとのインタラクションも可能です。公開期間中、Skater JOHN Parkは一部の機能を追加して進化する予定です。
GITEXでの展示と体験会
ドバイで開催される世界最大級のテクノロジー展示会「GITEX」では、Skater JOHN Parkが日本を代表するキャラクターブランドとして展示されており、リアルとバーチャルの体験を融合させた新しい形のファンエンゲージメントが提案されています。この体験会では、Urth社の「metatell」システムと、HARTi社が提供する次世代型スマートプリ機「HARTi Photo」を連携させ、リアルな体験とバーチャルな体験を同時に提供することを目指しています。
GITEXは毎年10月にドバイで開催され、AI、サイバーセキュリティ、モビリティなどの最新技術が紹介される場として、180か国以上から6,000社以上の企業が参加する大規模なイベントです。ここでのSkater JOHN Parkの展示は、ブランドキャラクターとファンとの新しい接点を示す一例として注目されています。
Urthと「metatell」の役割
株式会社Urthは、メタバースサービス「metatell」を提供し、今回のSkater JOHN Parkのメタバース空間の設計において、建築デザイナーの選定や3D空間の制作、設計監修、イベント企画の支援を行いました。「metatell」は、ユーザー企業のニーズに応じた理想的なメタバース空間を構築するプラットフォームで、Webブラウザ上からどのデバイスでもアクセス可能な利便性や、管理画面システムによりカスタマイズが可能な点が評価されています。
まとめ:Skater JOHN Parkの未来と展望
Skater JOHN Parkは、これまでのキャラクターブランドの枠を超え、メタバースという新しいプラットフォームを活用したファンとの交流の場として発展を続けています。株式会社Urthが提供する「metatell」システムによる3D空間の設計は、リアルとバーチャルの体験を融合させ、ファンが新しい形でキャラクターとのつながりを持つことを可能にしています。
GITEXでの展示を通じて、Skater JOHNは日本を代表するキャラクターとして、世界中の技術関係者や一般参加者にその魅力をアピールしています。今後もメタバース空間内での新しい体験が追加される予定であり、スケータージョンのキャラクターブランドとしての影響力はさらに拡大していくでしょう。
Skater JOHN Parkは、メタバースを活用したキャラクターブランディングの成功事例として、他のキャラクターやブランドにも応用できる可能性を示しています。リアルとバーチャルの融合による新しい顧客接点の創出は、これからのデジタルマーケティングにおいて重要な要素となりそうです。
参照元
Urthが、「Skater JOHN Park」にメタバースシステムを提供