花王「臭王」がメタバースで再登場!新たなマーケティング手法に挑む
花王「臭王」がメタバースで再登場!新たなマーケティング手法に挑む
メタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Winter」に花王が出展
花王グループカスタマーマーケティング株式会社(KCMK)は、2024年12月7日から12月22日まで開催される「バーチャルマーケット2024 Winter」に再び出展することを発表しました。この世界最大級のメタバースイベントで、花王は昨年の成功をさらに発展させ、イマーシブな体験型コンテンツを通じてブランドの魅力を広める取り組みを行います。
臭王をテーマにしたゲームで新しい体験を提供
今回の目玉は、「臭王」をテーマにしたバーチャルゲーム『スッキリ爽快!THE ヨゴレ退治in CleanVerse』です。参加者は花王製品を模した3Dアイテムを使用して、汚れの王「臭王」とその手下を退治するミッションに挑みます。このゲームは最大6人まで同時にプレイ可能で、プレイヤーはチームワークを駆使してヨゴレを撃退し、汚染された月を清浄化するというユニークな体験を楽しめます。
また、ゲーム終了後にはフォトスポットで記念写真を撮影できるほか、SNSに投稿することで花王製品が当たるキャンペーンも実施されます。このキャンペーンは、バーチャル空間の体験を現実世界に結びつける効果的な仕掛けです。
デジタルとリアルを融合させた購入体験
ゲーム体験後には、展示コーナー「My Kao」が用意されており、ここでは花王製品の3Dモデルをバーチャル空間で閲覧できます。さらに、その場で花王の公式オンラインショップ「My Kao Mall」にアクセスし、製品を直接購入することも可能です。このシームレスな購入体験は、デジタル時代における新しいマーケティング手法として注目されています。
コラボレーションによる体験の拡張
今回のイベントでは、ドン・キホーテやカインズといった企業とのコラボレーションも展開されます。ドン・キホーテとのタイムトライアルゲームや、カインズ限定のトイレ磨きゲームなど、それぞれの製品や店舗に関連した独自コンテンツが提供されます。これにより、花王製品だけでなく、コラボ企業の製品やブランドへの興味も喚起される仕組みになっています。
ブランドの好感度を向上させるイマーシブ体験
花王が提供するメタバース体験は、消費者に単なる広告以上の価値を提供するものです。昨年の出展が高い評価を受けたことを踏まえ、今年も同様に楽しさと実用性を兼ね備えたコンテンツが用意されています。このような取り組みを通じて、ブランドへの親近感や信頼感を高めることが期待されています。
まとめ
花王の「臭王」を中心としたバーチャル体験は、企業のマーケティング手法における新たな可能性を示しています。デジタルとリアルを融合させた体験型のプロモーションは、ブランドと消費者とのつながりを強化し、商品やサービスへの興味を喚起します。花王のように遊び心と革新性を兼ね備えた取り組みは、今後のマーケティングの方向性を示すものとなるでしょう。
参照元
花王、「バーチャルマーケット2024 Winter」に再出展