Ginco、インド法人を設立しWeb3開発拠点を拡充
Ginco、インド法人を設立しWeb3開発拠点を拡充
背景と目的
株式会社Gincoは、IT人材不足の課題を解決し、Web3事業の国際競争力を強化するためにインドに新たな開発拠点を設立しました。2030年には日本国内のIT人材が最大で約79万人不足すると試算されており、Web3の社会実装を促進するためにはグローバルな人材確保が急務となっています。Gincoは、これまでも国内を中心にWeb3サービスのインフラ開発を進めてきましたが、今回のインド拠点設立により、さらに国際的な競争力を高めることを目指しています。
Ginco Indiaの概要
法人設立と組織運営
Gincoは2023年11月にインドのベンガルール市に「Ginco Technologies India Private Limited」を設立し、2024年6月現在で10名超のメンバーが在籍しています。インド法人はリモートを中心とした柔軟な勤務形態を採用し、現地のIT人材と連携しながらプロダクトや新機能の開発を行っています。今後、グループ全体でエンジニア100名体制を目指し、積極的に採用を進める予定です。
会社情報
- 会社名: Ginco Technologies India Private Limited
- 所在地: インド・ベンガルール
- 資本金: 20,000,000ルピー
- 事業内容: ソフトウェアの開発および運用業務
- 取締役: 森下真敬、月井涼太朗
全社イベントと今後の方針
2024年5月24日、Ginco Indiaの社員全員が参加するキックオフイベントがベンガルール市で開催されました。Gincoの代表取締役の森川夢佑斗氏や、Ginco India取締役の森下真敬氏、月井涼太朗氏が参加し、今後の方針について説明しました。このイベントでは、チームビルディングを目的とした交流セッションも行われました。
Gincoの企業概要
Gincoは「経済のめぐりを変えていく」をビジョンに掲げ、ブロックチェーン技術を活用して企業のWeb3事業を支援するWeb3 Development Companyです。特に暗号資産交換業者向けの「Ginco Enterprise Wallet」は国内トップの導入シェアを誇り、エンタープライズ向けに安全で費用対効果の高いブロックチェーンインフラを提供しています。
会社情報
- 所在地: 東京都中央区八丁堀三丁目27-4
- 代表者: 森川夢佑斗
- 設立: 2017年12月21日
- 事業内容: クラウド型ブロックチェーンインフラおよび各種エンタープライズサービスの開発・運営・提供
- 企業URL: https://ginco.co.jp/
まとめ
Gincoのインド法人設立は、Web3事業における国際競争力の強化とIT人材不足の課題解決を目指す重要なステップです。インドの豊富なIT人材を活用し、日本の開発拠点と連携しながら、グローバルなエンジニアリング組織の拡大を図ります。これにより、Gincoはさらに強固なプロダクト開発体制を築き、Web3インフラ企業としての地位を確立していくことでしょう。