KRP、メタバース会議空間「KRP ISLAND」を試験導入
KRP、メタバース会議空間「KRP ISLAND」を試験導入
KRP ISLANDの概要
京都リサーチパーク株式会社(KRP)は、株式会社NTT QONOQが提供するブラウザ版仮想空間プラットフォーム「DOOR」を活用し、メタバース内でアバターを使ったセミナーや交流イベントが開催できる「KRP ISLAND」を初試験導入します。この試験導入は、2024年7月26日から開催される「KRPフェス2024」に合わせて実施されます。
背景と目的
メタバースは、インターネット上に構築された仮想空間で、ユーザーはアバターを使って性別や年齢、容姿から解放され、自分の好きな外見で他者とコミュニケーションやイベントを行うことができます。近年、ビジネスシーンでもメタバースが利用され始めており、KRPはこの技術を活用して新たな交流の場を提供することを目指しています。
KRP ISLANDの構成
「KRP ISLAND」は、以下の3つのエリアから構成されています:
- セミナーエリア(夏): セミナーや講演が行われるエリア。
- ブレイクエリア(春・秋): 参加者が自由に会話や交流を楽しむエリア。
- 展示エリア(冬): 企業やプロジェクトの展示が行われるエリア。
これらのエリアは四季をモチーフにデザインされており、ユーザーはアバターを使って自由に散策できます。
イベントと体験会
2024年7月26日、27日、29日に「メタバース探険!KRP ISLAND体験会」が開催され、参加者は実際に「KRP ISLAND」にログインし、アバターを通じて他の参加者との交流を体験できます。VRヘッドセットを用いて没入感のある体験も提供されます。
今後の展望
KRPは、メタバースを活用した新たな交流の場の提供を目指し、事業化の可能性を検証します。また、今後のイベントやセミナーで「KRP ISLAND」を活用し、会議におけるメタバース空間のニーズを探ります。
KRPフェス2024の概要
- 開催期間: 2024年7月25日~30日
- 会場: 京都リサーチパーク地区周辺およびオンライン
- 主催: 京都リサーチパーク株式会社
- 協力: 京都府中小企業技術センター、公益財団法人京都産業21、地方独立行政法人京都市産業技術研究所など
詳細は「KRPフェス2024」特設サイトで確認できます。
まとめとコメント
「KRP ISLAND」の試験導入は、メタバースを活用した新たなビジネスモデルの構築に向けた重要なステップです。KRPは、リアルと仮想の両方で魅力的な交流の場を提供し、参加者がよりインタラクティブにコミュニケーションできる環境を整えます。今後の展開に注目が集まります。