2024.11.15

SNS流行語大賞2024：今年を彩ったノミネートワード

MVW

SNS流行語大賞2024：今年を彩ったノミネートワード

イー・ガーディアン株式会社は2024年の「SNS流行語大賞2024」のノミネートワードを発表しました。この賞はX（旧Twitter）をはじめとするSNSプラットフォームで最も使用されたトレンドワードを選出し、ネット文化や社会的流行を映し出すものとして注目されています。今年の流行語は11月下旬に発表される予定で、さらにゲーム、アニメ、食べ物などのカテゴリー別ランキングも同時に公開される見込みです。

2024年のSNSトレンドワードの傾向

2024年のノミネートワードには、昨今のネット文化やトレンドが色濃く反映されています。例えば、ネットミーム化した「猫ミーム」「おい、笑える」「たぬきエピソード」といった言葉が多く選ばれています。また、昨年から引き続き流行している「もうこないからねー（たまごっち）」「滅却師完聖体（BLEACH）」「ポケダンス（ポケットモンスター）」といった、アニメやゲームを起点としたワードも依然人気を保っています。

ドラマや映画に関連する言葉も多く、特にドラマ「地面師たち」のセリフ「最もフィジカルで…」や、映画「温泉シャーク」のフレーズ「サメの罠だ」が大きな話題となりました。さらに、スポーツ関連では「地獄ヒート」「無課金おじさん」「デコピン」といった用語が注目されています。これらは、オリンピックやプロスポーツ選手の活躍に関連してSNS上で盛んに使用されました。

年々多様化するSNS流行語

イー・ガーディアンのSNS分析担当者によると、昨今の流行語は特定のジャンルに偏らず、ドラマ、アニメ、スポーツ、さらには映画など様々な分野から発生しています。また、TikTokやYouTubeなど異なるプラットフォーム間での影響も強く、SNS流行語の範囲はますます広がっています。さらに、近年は「誰もが知っている」流行語が減少し、ユーザーが何気なく発信した言葉がバズり、ネットミーム化して流行語になるケースが増加しています。

こうした多様なトレンドの中で、ユーザーは各プラットフォームで同時に異なる流行を楽しんでおり、これが流行語のさらなる細分化を促しています。イー・ガーディアンは、流行語のデータ収集と分析を通じてSNSユーザーの興味関心や行動パターンを把握し、来年以降のマーケティング戦略にも活用できるとしています。

まとめ：SNS流行語が映し出す時代の文化

「SNS流行語大賞2024」にノミネートされたワードは、2024年を象徴する出来事や文化の変遷を反映したものです。ネット上で発信される情報が、世間一般の感覚や価値観を動かし、新たなコミュニケーションの形として進化を遂げています。イー・ガーディアンが示したこれらのトレンドは、現代社会におけるSNSの影響力を改めて感じさせ、今後もSNS文化がますます重要な役割を果たすことが予見されます。

参照元：イー・ガーディアン「SNS流行語大賞2024」ノミネートワード発表