NTT Digitalとマツモト、ブロックチェーン技術を活用したデジタル卒業アルバムを開始
NTT Digitalとマツモト、ブロックチェーン技術を活用したデジタル卒業アルバムを開始
概要
NTT Digitalと卒業アルバム大手のマツモトは、ブロックチェーン技術を活用した「デジタル卒アル」のプロジェクトを発表しました。この取り組みは、従来の紙の卒業アルバムをデジタル化し、卒業後も継続的に利用できる形にすることを目指しています。
デジタル卒アルの特徴
このデジタル卒アルは、卒業アルバムのデータをブロックチェーン上に保存し、不変性とセキュリティを確保します。さらに、卒業証書や部活動の成果、ボランティア体験などをNFT化し、唯一無二のデジタル記録として保持します。また、学生時代の友人や恩師との絆を維持するため、スマホやタブレットを通じていつでもどこでもアクセス可能なプラットフォームを提供します。
取り組みの詳細
NTT Digitalとマツモトは、選定されたモデル校で実証実験を行い、具体的な導入に向けた準備を進めています。これにより、教員の負担軽減や働き方改革を目指し、教育現場でのユースケースを創出します。さらに、NTT Digitalが提供するデジタルウォレット「scramberry WALLET」を使用し、暗号資産やNFTの管理を容易にします。
企業情報
株式会社NTT Digitalは、東京都千代田区に本社を置き、最先端のデジタル技術の社会実装を推進しています。一方、株式会社マツモトは、福岡県北九州市に本社を置く総合印刷会社で、Web3およびブロックチェーン技術を活用したビジネスに取り組んでいます。
まとめとコメント
NTT Digitalとマツモトの提携によるこのプロジェクトは、卒業アルバムのデジタル化を通じて、学生時代の思い出をより安全かつ永続的に保存する新しい方法を提供します。ブロックチェーン技術とNFTの活用により、個々の学生の活動や成果をデジタル上で記録し、未来にわたってアクセス可能にすることで、教育分野における新たな価値を創出します。
参照元
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